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筆記試験対策

技術士二次試験 試験勉強を始める前にマインドセットを整える

●試験勉強前に必ずやるべきこと
●試験勉強前に知っておきたい事実

記事では、技術士取得者である私の考えを共有します。

 

試験勉強を始める前に

受験者さん
受験者さん
よし!試験概要も掴んだし、勉強スケジュールも立てた!
早速、勉強を開始するぞ!
オリーブ
オリーブ
ちょっと待って!
試験勉強を始める前に大事なことをまだやってないよ。
受験者さん
受験者さん
え!?試験対策として何をやればいいか分かったし、
もうやることはないよ。
オリーブ
オリーブ
いや、まだ一番大事なマインドセットが
整えられていないはずだよ。
受験者さん
受験者さん
マインドセット…⁇

 

あなたにとっての技術士資格をとる理由

あなたはなぜ技術士試験を受けるのでしょうか。

「会社に受験しろと言われたから・・・」「上司は資格持っている人が多いから・・・」
という理由を挙げる方がいるかもしれませんが、本当にその資格は必要でしょうか。

 

現に、あなたの会社でも技術士資格を持たずに有資格者と同様、
業務をこなしている方もいると思います。

 

当の本人が願ってそのような道に進んでいないパターンもありますが、有資格者と
同等レベル以上で業務を遂行できていれば、それで構わないという考え方もあるはずです。

そのように考えると、多くのプライベートの時間を削って勉強しなければならない
技術士資格の価値は受身の理由では弱いように感じます。

 

受身の理由ではなく、内から湧いてくるような動機。
「どうしても技術士を取りたいんだ」という欲求。

自分が本当に納得できるような理由を探すこと
「マインドセットを整える」ことになると私は思っています。

 

その動機・理由はまさに100人いたら100通りあるぐらい
個々人で違うものになると思います。

資格を持つことで責任・誇りをより強固なものにするという公明正大な理由もあれば、
資格を武器に転職・給与アップを狙いたいという理由もあるはずです。

 

 

今年に技術士試験に合格しなければならない理由

また自らが納得のいく理由・動機が見つかったら、もう一歩踏み込んで、来年や3年後
ではなくて「なぜ今年に技術士を取りたいのか?」も明確にしてみてください。

 

どうしても仕事やプライベートが忙しくなると、甘えが生じてしまうと思います。

「やっぱり今年は無理そうだから、来年また頑張ろう。」というふうに。

そのような考えが浮かんできたときに、原点に立ち戻るためにも、
なぜ今年にこだわるのかもはっきりしておきましょう。

 

私の場合は、もともと劣等感が強いタイプのため資格をとることで
少しでも前向きになりたいという欲求がありました。

また自身の専門により特化した内容を深堀りするためには、何回も受験申込書を書いたり、
再受験する時間が惜しいと思ったのが、今年どうしても受かりたいと思った理由です。

 

正直、理由・動機は本人が腑に落ちるものであれば、何でもよいと思います。

 

あなただけの「技術士資格をとる理由」そして「今年受からなければならない理由」を
じっくり考えてみましょう。

マインドセットを整えることで、
試験対策への身の入り方が全く違うものになります。

 

こちらの記事では技術士取得のメリットとして、私の考えを紹介しています。

技術士取得にメリットはあるのか ●技術士取得のメリットは何か? 本記事では、技術士取得者である私の考えを共有します。 ...

 

 

試験勉強を始める前に知っておきたいこと

平均合格年齢40歳代の罠

技術士試験の平均合格年齢は40歳代です。

平均合格年齢を知って「自分はまだ20代だから記念受験かな。。」と
思った方もいるかもしれません。

ただ、ここで立ち止まるのではなく、年代別の合格率を見てみましょう。

● 令和3年度 対受験者合格率(全部門)

全体 20代 30代 40代 50代 60代 70代以上
対受験者合格率(%) 11.6 10.9 13.5 12.1 9.5 8.6 4.8

技術士二次試験統計情報より抜粋

 

驚いたかもしれませんが、上記に示すとおり、
20代~60代の年代別合格率は意外にも大きく変わりません。

これは結局、合格を決意して取り組むのに「まだ早すぎる」や「もう遅すぎる」は
ないということを物語っています。

 

事実を正しく認識する

足りない専門知識などは試験勉強のなかで補うことができますし、
業務経験が年輩の方と比べて劣っていも十分に合格できる試験です。

「いかに信念をもって粘り強く継続できるか」そして「試験の勝ち方を知っているか」に
尽きると思いますので、このような事実も正しく認識しておきましょう。

 

〇 私自身の「技術士をとりたい理由・動機」を探す
〇 「なぜ今年受かりたいのか?」を自らに問いかけて納得する
〇 20代~60代の年代別合格率はほぼ同じ。
  信念をもって継続し、正しく対策すれば受かる試験であることを認識する