●技術士【総合技術監理部門】のおすすめ参考書を知りたい!
本記事では、総監試験に合格した私の経験をもとに解説します。
どうやって勉強すればよいのか分からないよ。。
対策が難しいと言われているね。
ここでは僕が実際に使ってよかった参考書を紹介するよ!
おすすめの参考書3選
聴く!技術士総合技術監理部門のツボ
最初に紹介するのは、一般部門の試験対策で私がおすすめしている
「聴く!技術士二次試験一発合格のツボ」の総監版です。
受験申込書~筆記試験~口頭試験の試験全般について対策のツボを紹介しており、
特に記述式問題では筆者の答案作成ノウハウを詳しく教えてくれます。
本書の特徴は「総合技術監理の本質とは何か?」について実際の業務事例を
交えながら筆者なりの視点で整理されていることです。
総監の試験対策では膨大なキーワードを覚えることに時間を追われがちですが、
本質とは何かを理解しないままには、記述式試験や口頭試験を突破することはできません。
書籍タイトルに「聴く!」とあるように書籍の内容が音声化されていますので、
通勤や家事をしている間にながら聴きもできます。
私も本書を活用し、目と耳から重層的に記憶に刷り込むことで、
「総監のツボとは何か」について理解を深められました。
また普段の業務ではあまり使われない知識も問われるため、
総監試験対策はモチベーションの維持が難しいのも事実です。
私自身は、資格取得の意義を熱く語りかけてくれる筆者の声を何回も聴くことで、
持続的にモチベーションを保つことができました。
管理技術者など責任ある立場で忙しく働かれており、
なかなか時間がとれない方は本書の利用をおすすめします。
技術士[総合技術監理部門]傾向と対策CEネットワーク編
次に紹介するのは「技術士試験 総合技術監理部門 傾向と対策 CEネットワーク編」です。
こちらの参考書では、総監キーワードをツリー状で体系的に整理しているので、
身につけるべき専門用語を視覚的に頭に入れられることが特徴です。
試験対策の手始めに本書のキーワード集をざっと確認し、
総監に求められる知識の有無や弱点分野を把握すると効果的だと思います。
また過去に出題された択一式・記述式の問題及び解答・解説が掲載されています。
特に、記述式問題の解説は論文作成の思考プロセスが掲載されています。
私も本書を活用し、合格論文を書き上げるまでの思考を追体験することにより、
論文構成能力を合格レベルまで上げることができました。
試験本番にどの程度のレベルで論文を記述できるようになればよいかイメージできるため、できるだけ早い段階で手にとっていただくことをおすすめします。
「総合技術監理部門」難関突破のための受験万全対策
最後に紹介するのは[技術士第二次試験「総合技術監理部門」
難関突破のための受験万全対策]です。
本書は最新の試験傾向を反映したものとなっており、
受験申込書~筆記試験~口頭試験対策の全般について網羅されています。
総監部門の初受験者にとって、つまずきやすい受験申込書作成(業務経歴・業務内容の
詳細)について、サンプルを示しながら分かりやすくポイントを解説しています。
特に業務内容の詳細では、一般部門と視点が全く異なるので、
最初はどのように書いてよいか分からないと思います。
私も本書を活用しながら経験業務を整理し、自らの総監技術の棚卸しをしました。
受験申込書の出来は、口頭試験の合否に直結しますので、
本書を利用しながら今までの振り返りをするとよいでしょう。
また過去5年分の論文解答例が掲載されているのも本書の大きな利点です。
総監試験の論述は汎用性があるものが多いので、他部門の解答例であっても
本書の論文構成や解答内容をそのまま使えることもあります。
(例えば、AI・ICTの活用や、ヒューマンエラー対策など)
論文構成の引き出しを増やすのに適しており、
記述式対策に必須の1冊と言っても過言はないと思います。
また本書と同じシリーズとして、廃版となった青本の代わりとなる「標準テキスト」、
択一式対策の「択一式問題150選」も合わせて購入することをお勧めします。
まとめ
以上、私が実際に使ってよかった参考書3選を紹介しました。
他にも使用した参考書はありますが、
紹介した3冊は技術士試験を戦うなかで私の大きな支えになりました。
各参考書の強みとしている部分は異なるので、全て購入することをおすすめしますが、
まずは気になったものから手にとっていただければと思います。
● 聴く!技術士総合技術監理部門のツボ
→受験勉強のメンタル面サポート、総監の本質理解
● 技術士[総合技術監理部門]傾向と対策(CEネットワーク編)
→総監キーワードの体系的理解、記述式答案作成の思考プロセス理解
●「総合技術監理部門」難関突破のための受験万全対策
→試験概要把握、受験申込書作成、論文解答例