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筆記試験対策

技術士二次試験 受験勉強はいつから始めたほうがいい?

●技術士二次試験の勉強はいつから始めればよいのか?
●勉強スケジュールを立てた後に気を付けるべきことは何か?

本記事では、技術士取得者である私の考え方を共有します。

受験勉強はいつから始めればよいのか

受験者さん
受験者さん
技術士の試験日は、確か7月第3週だよね。
GW明けから勉強始めれば間に合うのかな。
オリーブ
オリーブ
技術士試験は難関資格だから1,2ヶ月前から
勉強を開始しても合格は難しいよ。
受験者さん
受験者さん
やっぱりそうだよね。。
それでどれぐらい前から始めればいいの?
オリーブ
オリーブ
もちろん早ければ早いことに越したことはないけど、
できれば年末年始中には勉強を始めたいところだよね。

 

年末年始に勉強をはじめるのが理想的

繰り返しとなりますが、技術士は理系最高峰の難関資格です。

中途半端な対策で合格を勝ち取るのは難しいと考えたほうがいいでしょう。

 

では、いつから勉強をはじめたほうがよいのでしょうか。

結論としては、年末年始に勉強開始するのがよいと考えています。

 

1年間の勉強スケジュールを確保することを勧める参考書もありますが、
1年間はあまりにも試験勉強を行うには長い道のりで集中力の持続が難しいと思います。

また他の士業系難関資格(公認会計士、弁護士)と比べれば、難関資格ではあるものの、
専門分野の出題範囲は限られており、試験勉強に1年間をかける必要はないと考えます。

 

一方で、年度初めの4月から始めるパターンはどうでしょうか。

まず4月中旬に受験申込書の締め切りが控えているので、
受験申込書作成を行うこととなります。

しかし、この時期は「業務内容の詳細」作成などに追われて、
4月中旬までは本格的な試験対策を行うのは難しいでしょう。

そして受験申込書提出後、残された期間は3ヶ月。

 

受験を何度か経験されて専門知識がある方であれば、3ヶ月で十分かもしれません。

一方で、初めて受験する方やまだ専門知識が心もとない方は時間が足りず、
1年に1回しかない試験に望むには不安が大きいです。

 

そこで、私が最もよいと考えるのは年末年始から勉強をスタートするパターンです。

年末年始というのは、今年1年間の目標を立てるなど、
1年間の中でも特にモチベーションが上がっている時期だと思います。

やる気が上がっている年末年始中に試験概要把握や勉強スケジュール作成を
行ってしまうという手筈です。

 

1月~3月の年度末は、仕事の繁忙期に追われて、
もしかしたら思うように勉強が進まないかもしれません。

それでも受験申込書の作成準備や専門知識のインプットを少しでも進めることで、
繁忙期明けの4月からスタートダッシュをきることが合格への大きな1歩になります。

 

 

スケジュール表にマイルストーンをおく

年末年始から勉強スタートすることにした場合、
それでも半年を越える長丁場の戦いとなります。

試験勉強の途中で中だるみが生じないようにマイルストーンを置いて
メリハリのあるスケジュール表を立てるのが大事です。

 

マイルストーンとして一番有効なのはやはり模擬試験です。

模擬試験をできるだけ早く受けるスケジュールを立て、
切迫感をつくることで勉強の質アップを狙うことができます。

 

 

スケジュールは立てた後が大事

理想の勉強スケジュールを立てたものの、仕事に忙殺されたり、予想していなかった
プライベートの予定が次々と入り、思うように勉強が進まないこともあるでしょう。

むしろ技術士資格を目指す場合、そのような環境にいる方が大半だと思います。

 

そのような事態に陥った場合でもやる気を失わない方法は、
現状に合わせてスケジュールを修正してしまうことです。

仕事でも業務工程の遅れが生じた場合は、工程計画を見直すと思います。

それと同様、勉強スケジュールについても進捗状況に合わせ、
2週間に1回などのタイミングでスケジュール表の修正を行いましょう。

 

仕事において業務工程の遅れが生じた場合は、
残業などして工程の遅れを取り戻すかもしれません。

私は試験勉強については、もちろん娯楽など多少の犠牲は払いつつも、
睡眠や余暇時間を削ってまで行うものではないと思っています。

そこで体調を崩しては元も子もないからです。

 

大きく進捗に遅れが生じた場合は、ご自身が行った傾向と対策の分析結果をもとに、
優先順位の低いテーマの勉強時間を思い切って最小限にする方法をとるのも1つの手です。

 

〇 試験勉強は年末年始から開始するのがおすすめ(特に受験経験が浅い方)

〇 スケジュール表にマイルストーンをおき、勉強のメリハリをつける

〇 スケジュール表は定期的に修正を行い、進捗状況に合わせたものとする