●試験に受かる人はどんな人か?
●試験に受かる人になる為にはどうすればよいのか?
本記事では、技術士取得者である私の考えを共有します。
技術士二次試験 試験に受かる人はどんな人か?
何であの人は受かったんだろう。。
理由しか答えてくれなかったりするよね。
分からなくなってきた。。
その差はあとちょっとだよ。
今年こそ合格できるように頑張ろう。
(1)試験の勝ち方を知っているか
技術士試験は難関資格ではあるものの、一部の超人だけが受かるような試験ではなく、
勉強すれば誰でも受かる試験だと私は思っています。
大事なのは能力や素質ではなく、「試験の勝ち方を知っているか」
これに尽きると思います。
私自身も試験対策をはじめた時点では、専門知識が圧倒的に不足していたり、
そもそも論文もほとんど書いたことがないような状態でした。
しかし、本ブログで紹介した試験対策本と出会い、
試験対策の要領を得ることで徐々に道が開かれました。
中国の諸子百家・孫氏の兵法でも、
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」という言葉があります。
彼(=技術士試験)、己(=私の力量)を正しく知って望めば、
試験という戦に負けることはないという意味に解釈できます。
本ブログやその他世の中に出回っているリソースを駆使して、
正しく彼(=技術士試験)を知っていきましょう。
(2)自らを知る
彼(=技術士試験)を知るのと同様に大切なのは己(=私の力量)を知ることです。
これは専門知識や問題解決能力など、技術士に求められる素養が
合格基準値を満たしているかを把握することが大事になります。
客観的に自らの力量を知るためにも、できるだけ早い段階で
技術士の方に論文添削をお願いしましょう。
また試験対策の技術的な要素と同じか
それ以上に大切なのはマインドセットを整えることです。
漫然と試験勉強を行うのではなく、合格することを決意してから
試験勉強を行うのでは、同じ量をこなしても結果は変わってきます。
心を改め、試験対策に望む姿勢が前向きなものと変われば、
おのずと試験対策をする中で改善点を見出していけるようになります。
そのような過程を経ることで、
自らに最も適した試験対策法を見つけられるときがやってくるはずです。
またマインドセットを整えるときは、単に試験合格をゴールにするのではなく、
合格後の未来にゴールを設定しましょう。
合格後の未来にゴールを据えることで、試験合格という通過点を
なぜ突破したいのかが明確になります。
(3)継続研鑽
最後はよく言われる言葉ですが、私自身としてはやはり
「継続研鑽」が重要になると思います。
技術士試験という長丁場の戦を、仕事やプライベートと並行して行うには
日々少しずつでも前進していくほかありません。
技術士は資格取得後も「資質向上の責務」があり、
これは技術士法でも定められています。
つまり技術士は、普段から継続研鑽を行い、
資質向上を行うことが求められる性格の資格だと言えます。
私も最初に過去問を見たときは正直なところ、「全く受かる気がしない。」と思いました。
ただ、試験対策の方法を知り、足りない専門知識を1つずつ試験勉強の中で
補うことで徐々に合格可能性が見えてきました。
一方で、試験1ヶ月前になると「駄目だ。やっぱり今年受かるには実力が足りない。」
と思いはじめてきました。
それでも最初に合格を決意したことを思い出し、諦めずに取り組んだことで、
試験まで残り数日で合格可能性がしっかりと見える実力が付いたのを覚えています。
ぜひ「どれだけ粘り強く取り組めるか」を意識して
試験勉強に励んでみることをおすすめします。
〇 試験の勝ち方を知れば誰でも合格できる
〇 合格を決意して試験対策に望む
〇 諦めずに粘り強く取り組む姿勢が必要