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筆記試験対策

技術士二次試験 試験本番における注意点を解説

●試験中に意識すべきこと
●試験本番前に備えるべきこと
●試験本番で緊張してしまったら

本記事では、技術士取得者の私が、経験をもとに解説します。

 

受験者さん
受験者さん
いよいよ明日は試験本番だー!
オリーブ
オリーブ
これまでよく頑張ったね。
あとは試験本番で実力を発揮するだけだよ。
受験者さん
受験者さん
いつもりより緊張しているけど、
今年こそは受かる気がする!
オリーブ
オリーブ
緊張しているのはしっかり準備してきた証拠だから大丈夫。最後に試験本番の注意点を確認しよう。

 

問いに応えることを常に意識

「試験の問いに答える」当たり前のことではありますが、
試験本番の独特な緊張感があると、これができなくなる方が多いようです。

 

試験問題に準備していたキーワードが出てきて、「よしきた!」と用意していた
解答パターンに当て込んでペンを走らせる。。

気持ちよく書いていたら、いつのまにか
題意から逸れてしまっているなんてことが起こります。

 

私自身も「問いに答える」ことを念頭に置いていたつもりですが、試験本番では解答を
書くのに夢中になり、読み返した後に慌てて修正するなんてことをしてしまいました。

 

問題のニュアンスが少し変わるだけでも論文構成や解答内容は変わります。

問題の一言一句をしっかり汲み取り、問われていることに対して
「応える」ことを常に意識しましょう。

 

 

時間配分を意識

技術士試験は時間との戦いでもあります

他の記事でも述べましたが、試験対策で重要なことのひとつは
「時間を測って問題を解く」ことです。

 

【保存版】技術士二次試験 独学の勉強方法について徹底解説 ●技術士二次試験は独学で合格可能なのか? ●独学の勉強はどのようにすればよいのか? 本記事では、技術士取得者の私が、...

 

何回も繰り返し問題を解くうちに自然と自らに合った
時間配分を見つけることができます。

本番はできるだけ、予定していた時間配分どおりに問題を解いていきましょう。

 

とはいえ、そうはうまくいかないのが試験というものです。

特に選択科目Ⅱ-1では専門知識が喉まで出ているのに…と
粘り過ぎてタイムロスをすることがあります。

 

ここで時間を使ってしまうと、後の問題で骨子作成の時間を十分に取ることができず、
論文構成が冴えなくなる恐れがあります。

1問に執着しすぎず、全体で60%以上取ればよいという
割り切りと思い切りの良さを持ち合わせながら望みましょう。

 

 

備えあれば憂いなし

技術士試験は年に1回の一発勝負です。

実力を発揮するためには、周りの環境に左右されないように、
心身を整える必要があります。

 

「部屋が寒いことを想定して羽織を持っていく」
「隣の受験者の仕草が気になるなら、図書館やカフェで癖のある人の隣で問題を解く」

など、最悪の事態を想定しておくことで、いざというときに心の余裕が生まれます。

 

まさに「備えあれば憂いなし」です。

本番でのマイナスの環境を楽しめるぐらいの気持ちになるよう、
万全を期して試験に望みましょう。

 

 

緊張しても大丈夫

繰り返しとなりますが、技術士試験は年に1回の大勝負です。

「今年は絶対に合格したい。」と思っている方ほど、
試験日が近づくにつれて、
不安と緊張が高まってきます。

 

私も試験前日の夜に緊張がピークに達して、なかなか眠ることができませんでした。

しかもこういときは「寝ないといけないのに寝れない」という
焦りからますます眠れなくなっていくものです。

結果的に2時間ほど眠れず、試験当日の朝を迎えてしまいました。

 

朝を迎えたときの絶望感と「試験会場に行きたくない。」
という感情は今でもよく覚えています。

それでも今までの努力を無題にしたくないと思いから、
なんとか試験会場まで足を運びました。

 

半ば諦めムードで試験会場に向かっていましたが、
試験会場につくと気持ちが変わりました。

試験というのは本当に不思議な空気感があります。
恐らく周りの緊張感が伝わり、自分にもアドレナリンが出たのでしょう。

2時間しか眠れていないことも忘れ、試験時間中は高い集中力を保つことができました。

 

試験日までに納得いく準備をすることができていた方ならば、
多少のトラブルがあっても大丈夫です。

 

人は緊張している方が高いパフォーマンスを発揮しやすいと言われています。

緊張も考え方ひとつで味方に付けながら試験本番に望んでいきましょう。